■アミ関&アマ関、三賞W受賞!!
やっぱり本場所は素敵だな、そんなわけでいつものことですが抜け殻になってます。
千秋楽結びの一番、いい相撲でしたね。全体的にはドルジが圧倒してたんだけど、あの横綱の投げを片足で繰りかえし残したり、土俵際でのあの粘り、最後に起死回生で横綱を投げ捨てようとしたタイミング、白鵬の地力の高さも
ようやく しっかりでてました。
『勝てないんだから仕方ないだろ』と、なんだか反抗期めいてきたモンゴルの後輩を相手にまわしをとらせて四つに組んで、それでも自分の相撲は譲らない(私は軍配が返るまで横綱が打撃戦の高速相撲でいくと思ってました)、ほんとうにいい力士だ。
賜杯インタビューでも“
力士全員を十五日間、応援してくれてありがとう”って挨拶してたし(今までは大阪おおきに、とかだったのに)、どんどん横綱らしくなっていってる。苦手な相手への対応力やここ一番での精神力もすごいけど、ここのところのドルジは最初から風格があると言われている力士たちにはない独特の風格をまといはじめてるような気がします。オトナじゃないけど
大人っぽいというか〆
でもその日の晩にサタデー・スポーツ@NHKの生出演インタビューでホストから足踏みが続いた末の白鵬の不調について“
大関であってもやっぱり横綱を狙う場所は違うんですか”と訊かれたときは“
俺のときは二場所連続優勝(の最短最速ルート)で横綱になったからね、でもまあ大変なんですよ綱取りは、ええ”みたいな大人げないというか子供っぽい受け答えをしてました。
このノリってなんだか北の富士さんや錣山親方のトークに似てるような似てないような、あれで寺尾系な愛嬌まで身につけたら無敵だな本当に〆
それにしても某力士さまの殊勲賞、八勝七敗それも千秋楽に某ブログ力士さまの休場で不戦勝で受賞(殊勲賞は負け越しだと貰えないんです、安美関は以前それで受賞しそびれたことがあったり)というのはなんだか納得できません。いや、別に殊勲の取組自体に文句はありませんよ、あれは文句なしの完勝でしたから。
ただ上位陣がクンロクどころかハチナナで現状維持のままだと、安美関がいくらフタケタ勝ち越しても......。ま、いいんですけどね。ファンや関係者が気を遣うなかでアナウンサーに三賞インタビューでそのことを訊かれた関取御本人は“
あー気にしてないです、もともとそんなつもりはなかったし。それより兄貴がようやく十両から幕内に......、これで一緒に相撲がとれるのが嬉しくて”みたいな返事をしてらしたし。
たぶん本音なんだろうな、あの兄弟は年寄名跡を巡る争いなんて絶対なさらなそう〆
■はやく十一月にならないかなぁ (本音〆