四追の続報:北朝鮮の核実験についてほぼ同時に配信されたニュースです。Reutersさんと共同通信さん、どっちが正しいんだろう。
ん、よくみたら共同通信の現地記者さんの情報源はCNNのニュースだけなのか......、まあどこかの全国紙さんみたくそのことを明記しないまま地元メディアを丸写しするより良心的だけど〆
*それに核実験が成功していても失敗していても、もっと言えば実際は核実験ではなかったとしても大勢には影響しなさそうな気がしなくもないし (マテ〆
✽✽✽10/14/06✽✽✽
四追の続報:核兵器の使い方としてはとても正しい、というかまさに王道なのか。
北朝鮮の望みは現状維持で、ありえそうな (北朝鮮指導部層の方々にとって) 最悪のシナリオは日本とアメリカ、ロシアの黙認をうけての中国による占領統治なのかな。
当面、というか五年十年のスパンでの現状維持 (≒問題の先送り) が (抜本的な解決が不可能ならば) 望ましいという考え方は周辺国のあいだでもある程度共有されてそうな気もしますが、そこであえて核実験をやるのは日本中国韓国が連携するとマズいからなのか、それともアメリカが他所で手一杯な間に既成事実を積み上げておくおつもりなのか、そのあたりってどうなってるんでしょう。まさか内政問題の矛先をそらしてるわけじゃないだろうしさ〆
※もと帝国海軍少佐で総理大臣だったこともある従六位 中曽根康弘さんは療養施設@広島を視察して被爆者の方に「病は気からと申します」とコトバをかけたことがあるんだって。
核武装の是非は状況次第で変化するとは思うけど、そういうメンタリティの人にだけは核を持たせてはいけないと思う (本気〆
日本が核兵器を自前で整えることの是非については小田嶋隆さんと小飼弾さんがそれぞれのお立場から理詰めでときほぐしておられます。
バカヤマのまわりで『核兵器、ダメ絶対』とくりかえしておられる方は是非ご覧になってみてください。結論だけ並べるとお二人とも (現時点では) 保有のメリットよりデメリットの方がはるかに大きいから持つべきではない、というコトなんですけどね〆
✽✽✽10/09 10/11/06✽✽✽
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空文とは『現実から乖離している法律や文章』のことだとついさっきまで勘違いしてました、ちょっとハズかしいですね。ところが手許の国語辞典をひいてみたら全然違ってた。
正解は『現実に役立たない規定や法律の条文』のこと、なんだたいして違わないと思いますか?
でも、そもそもなんで急に辞書にあたったりしたんでしょう?
はい、ご賢察の通りわたし達が私淑するウチダ先生が『
空文の効用』と題して、
“世界中に平和憲法がこれだけあるのに、世界からは戦争がなくならない。だから、平和憲法は空文である”という前提にたったうえでの『護憲論』を述べておられたからです。
先生の論旨をわたし達なりに要約してみるとこんな感じでしょうか。
改憲するのはアリだけど、改憲しない場合と比べて損か得か 細かく検討してみるとどうやら損失の方が多いみたいだ、したがって当面は九条を残したほうがいい。
実のところわたし達は元々『改憲派』なんです、でもこの主張には頷くところがたくさんありました。結局この問題は米国が過去半世紀と同様の軍事的影響力をこれからの五十年も維持できるかどうかが鍵になっているような気がします。無理じゃないかな、どうだろう。
それはそうと『空文の効用』という表題はなかなか意味深です、効用があるんなら『空文』な訳ないんですよ? 『生きてる死者』とか『武闘派ガンジー』みたいなものかな、違いますね失礼。
では効用があるけれどいまのところ現実から乖離しているコトバ、これをなんと呼べばよいんでしょうか、人文科学系の人間としては『IDEA』という単語が思い浮かびます。『IDEAL』を連想させます、
“未だ現実には存在しないが、実現可能なものとして行為の目的であり、その 意味で行為の起動力であるもの”、つまり『理想』、かな?〆
<-400g /-600g>
追記:ダビデ
姐さん 親方が昨日のコメント欄でも解説してくださってますが、上手×下手の結果『髷の差』判定で連敗してしまいました、安美関。
本日の対戦相手はあの『大親友』闘牙、実はむちゃくちゃ相性が悪いんですよね。黒星がかなり先行してる上に前回右膝を痛めたときも対闘牙戦だったし、ほんとうに心配です、がんばれっ、あみにしき〆
二追:あ、ジョウズとヘタじゃないですよ、とんでもない。
シタテ投げとウワテ投げがお互い同時にかかったんです〆
三追:Dさんは『空文』から『空証文』を連想したそうデス、なるほど〆
四追:内田センセイは北朝鮮が日本に侵攻するような事態になったとき『私も困るし、あなたも困るし、たぶんキムジョンイルも困る』と述べておられました。たしかにそうなんでしょうけど、でも二次大戦前の米国首脳部や湾岸線戦争前夜のクウェートの指導者たち、もしかしたらフセイン大統領だって開戦前にはそう考えていたような気がします。
実際のところどうなんでしょう、これからどうなるんでしょう、心配です〆
五追:歴史教科書問題も連日おおきくとりあげられてますが、皆さんそんなに『学校で習ったこと』を素直に信じてきたんでしょうか。ちょっと子供を馬鹿にしすぎてませんか?
まあそのあたりを注意していれば『子供たちのことを考えているのか』それとも『政治的に注目をあつめたいだけなのか』、その方の意図がよくわかるのかな〆
六追:つくる会教科書採択問題、バカヤマ周辺では反対の方が多数派ですが採掘隊は消極的賛成です。現行のシステムで地域の教育委員会が決定権を持っているのならば、部外者はその判断にひとまずある程度の敬意を払うべきじゃないでしょうか。
近所の図書館で現物を読んでみましたけど、あの表現がイヤだという気持ちはわからなくもありません。でもある節度のある文章だったし、あの位だったらアリじゃないでしょうか?
こういうのを『程度問題』っていうんじゃないのかな、賛成派の方も反対派の方もこの問題に『正解』がある、と信じているせいでコトバがかみあわずに空回りしているような気がします、なんてことをバカヤマで主張したらジェンダーのときの二の舞になるんだろうな。
でも賛成派にも反対派にもそれぞれ理があることを認めているんだから、わたし達の理も認めて慾しかったり〆
七追:バカヤマの近所でも『扶桑社版歴史教科書』が採択されたそうです、これでようやく『実際に使ってみて』よかったか悪かったか(受験向きかどうかというテクニカルかつ本音な部分をふくめて)のハナシが始まるのかな〆
(cf.exciteニュース:杉並区が扶桑社版採択[LINKROT]
ウチダ先生は『物語のある』教科書のほうが受験生にとっては有難いハズと『子どもは判ってくれない』のなかで指摘しておられました、実際のところはどうなんでしょうね〆 08/12/05
続報:南北戦争は内戦だからカウントしないのかな? 改憲論者の語る『戦争』はアメリカ人がイメージする戦争の鏡像なんじゃないか、とウチダ先生が指摘しておられました。
つまり自国が蹂躙される状況を想定せずに、海の向こうで戦闘員としての男たちだけが戦うケースしか考えてないってコトみたい。
よく考えたら明治維新以後は内戦から太平洋戦争後期まで、日本が経験した近代戦ってたしかに全部遠征なのか。陸上戦闘は沖縄戦のみで無条件降伏したんだし、たしかに国内で戦闘が起きた状態を精確にイメージするのって厳しいかも、まさかモンゴル軍襲来まで遡るわけにもいかないし〆
ウチダ先生のお書きになった文章のなかで『改憲派』の方々が期待する戦争(の可能性)がもたらす『効用』が全部あるのが韓国でしょうか、もしかしてこれも韓流のながれだったりして〆
今後の戦争って限りなくテロリズムの領域に近づいていくような気がしてるんですが、そのあたりまで考えると、もともと改憲派のわたし達も『できれば今の状況がずっと続いてくれるといいのにな』とは思います。たぶん無理なんでしょうけど、中国がこのまま無限に成長してくれるならともかく〆 11/17/05
続報:詩人さんにとっての『九条』は、コトバなのかそれとも題材なのか、よくわかりません。買ってよんだらわたしにもわかるようになるのでしょうか。
土曜日発売だそうです〆
✽✽✽03/22/06✽✽✽
四追の続報:このあたりまではたぶん予定通りなんでしょう、いままでだってあの国はこうした方向で動いてらしたし。
(cf.毎日新聞@excite:日本のNGO4人に逮捕状 政府に引き渡し要求[LINKROT]
“
警視庁が原敕晁(ただあき)さんの拉致事件に関連して総連傘下の組織を捜索したことや、日本の警察当局が北朝鮮元工作員、辛光洙(シングァンス)容疑者を国際手配したことへの対抗措置”だとしたら、ルールやセオリーは二の次でとにかくなにかカードをきることで相手のカードまで一緒に場へ戻そうとしているんだろうけど、それじゃお互いに何の解決にもならないハズ、それでいいのかな。
もしかしたら現状維持が目的なのか、東アジアの不確定要素、というかリスクであり続けることが他の国々に利益をもたらすというあり方なのかもしれない。北朝鮮が日本に侵攻するような事態になったら“
私も困るし、あなたも困るし、たぶんキムジョンイルも困る”っていうのはそういうことかも、だけどこれからもこのまま同じような遣り取りをひたすら繰り返していたら、どこかでデインジャー化しそうだし、そしたら皆が“困る”ことになりそう (怖〆
なんて書いてたら外交官の方が一家で亡命というニュースが流れてました。
(cf.共同通信@excite:北外交官一家が亡命を申請 在ハンガリー韓国大使館へ[LINKROT]
関係各国が国力に応じて北のエリート層を『亡命者』として身分保障と年金付で受け入れるのが、致命的なクラッシュを避ける唯一の道だと言った方がいましたけど、もしかしたらそれもアリなのか、な〆
✽✽✽03/28/06✽✽✽
四追の続報:どこまで計算づくなのか判らないのが一番怖い。
(cf.毎日新聞@excite:テポドン2号は損壊落下 偵察衛星で確認 [LINKROT]
もしそうやってわが国はリスクじゃなくデインジャーだよと思わせるのが目的なのだとしたら、もう掌の上ってことなのか。
だけど、あの国の偉い人ってどこまで全体を掌握できてるんだろう。たとえばのはなし前線?部隊の一部が確信犯的に着弾地点を変更したりしたら、周辺国はきちんと対応できるんだろうか。
“
私も困るし、あなたも困るし、たぶんキムジョンイルも困る”でみんな困ってハイおしまいで済むわけもなし、かといって現在の米軍には二正面作戦?をこなす能力はない(とパウエルさんが明言してたし)、国連に頼るとしても中国はともかくロシアは混乱が深まった方が喜びそうだし......、どうなるんだろう (怖〆
✽✽✽07/07/06✽✽✽