続報:“
テレビ番組で放火のシーンを見て、同じことをやってみたくなった”んだってさ。
たしかにその子は警察官の問いかけにそう答えたんでしょう、そんな発言を捏造したりはしないだろうし、でもだからといってそれをそのまま流すかな。只の言い訳とまではいわないけど、オトナだったらなんで彼がテレビで観たからといって自分も火をつけることにしたのか、そっちの理由を探るでしょうに。
共同通信の千葉支局さんは一体なにを印象付けたいんだろう、だいたいそんなことで子供に放火させることができるなら日本はとっくに火の海だってば〆
✽✽✽09/23/06✽✽✽
■昼過ぎのニュースでは、
“
3人の傷は、首より上部で確認された。火災による損傷が激しいが、裂傷で、刃物で付けられた可能性があるという”とか“
何者かが民香さんらを殺傷した後、油をまいて放火した可能性もあるとみて、”や“
揮発性の高い油がまかれた可能性が”と報道されていた事件について
(cf.毎日新聞@excite:放火・殺人で捜査 油のにおい、遺体に傷[LINKROT]
それが夜半の更新だと、
“
消防隊員が油の臭いがしたと証言しているが、21日の現場検証では、油成分は検出されなかった”とか“
3人の顔には複数の傷があったが直接死因とは関係がなく、家が焼け落ちた際などに出来た傷で、生前に出来たとは考えにくいとの見解を示した”になっていた。
(cf.毎日新聞@excite:不明長男は学校から帰宅 焼け跡に自転車[LINKROT]
よく読むと先行している報道では『可能性』というコトバが多用されているから不確かな情報だということはその時点でわかっていたんだろう。この事件が新聞のお客さんにとって一刻も早く&より詳しく知っておきたい事柄なのかどうかはわからないけれど、18日の項に引用した“
分析においてもっとも活発に活動しているのは分析家の欲望”だというアイデアはコメント欄でも指摘されていたように、結構普遍的なものみたいだ。
ジャーナリスト宣言な某新聞で働いている先輩から聞いた話、新卒採用された新聞記者の方はほぼ全員が経験する地方勤務の時期に、こういう『全国的』な事件を扱えるかどうかが将来キャリアの分かれ目になるんだって。
だとしたらお気持ちはわからなくもないけど、でもなあ。その価値が半日もたない文章ってどうなんだろう〆