√ホントに未来の社会理論家がカテゴリーわけする必要を認めるほどの流れになるのかな?
現代日本の『下流社会』について“
マルクス、レーニンのような天才でさえ階級理論との不整合にてこずって「別のカテゴリー」を作ってそこにねじ込まなければならなかった社会階層に似たものが現在の日本に発生しているのかも”とウチダ先生はおっしゃられてます。
でもさPersonal Computer, Pager, Play Station, Pet Bottle, Potato chipsに囲まれて少ない収入でも自足して暮らせる層なんてごく一部の国(と地域)のごく一時期にしか存在できない『恵まれた人たち』だとわたし達は思うけど、どうなんでしょう。
『金がなくても』それなりの生活が可能な社会で、情報通信関連のインフラ整備がさらにすすんでサーカスへのアクセス障壁?がどんどん小さくなっていけば『5Pな方々』がメインストリームに近づいて無視できなくなる可能性があるとお考えなんでしょうか。
ネットということなら、それよりもkoolpaw親方が以前書いておられた、電話の替わりでオーディオ・セットにもなりテレビとしても使えるから、それぞれを買うよりパソコン買ってネットにつなげたほうが安上がりだという『開発途上国』での廉価なインフラとしての役割の方が『未来の社会』には大きなインパクトを与える可能性があるハズ。
ん……、日本の『下層社会』がそうした世界を先取りしてるってことなのかな、もしかして〆
追記:それと自分たちの生活レベル?を他人に問われて『上』だとか『中の上』と答える人が本当に『そういう生活』をなさっているかどうかはちょっとアレかも。questionnaire surveyって雑誌選びと一緒で『なりたいスタイル』を自己申告する場合が多いような気がするけど、違うのかな。
少なくともわたし達はそうだし〆
続報:これって問題なのかな。
(cf.共同通信@excite:20代の所得格差が拡大 労働経済白書の骨子[LINKROT]
たしかに統治する側からしてみれば問題なのかも、でも個人の立場からみれば『下』が暮していけないほどの低賃金でもない限りかまわないような気がします。『上』のひとはそれだけの仕事をしてらっしゃるんだろうしさ〆
✽✽✽04/13/06✽✽✽
続報:これもなんだか。
(cf.毎日新聞@excite:<中高年フリーター>2021年には150万人規模に[LINKROT]
“
所得税の納税額が年間4200億円、社会保険料収入は同7900億円減る上、消費や貯蓄が抑制されると推計。知識や技術を身に着けるための教育投資への税制優遇など、脱フリーター対策が必要”とか“
失われる可処分所得は4兆4000億円に上り、同年の名目GDP(国内総生産)成長率を0.9ポイント押し下げるという”という趣旨らしいけど、こないだまでそれは『削減すべきコスト』だったような気がする。財務省財務総合政策研究所の発表をそのまま記事にしてるだけっぽいし、お上の都合ママなのは仕方ないのか〆
✽✽✽05/25/06✽✽✽